~会長挨拶~ 
KENTA IKEDA

会長格言 会長

令和4年、コロナ過の世界に希望と感動を与えてくれた北京オリンピック。日本選手団の躍動により、過去最多となる18個のメダル獲得と最年少選手と最年長選手のメダリストが誕生しました。しかし、その「平和の祭典」閉幕直後に起こったロシアによるウクライナ侵略によって尊い命が失われ、世界経済にも多くの影響を与えました。

世界的なインフレ圧力は強まり、日米の金融政策の違いが招いた円安は物価高に拍車をかけるなど、企業収益を圧迫しているほか、個人消費を下押しする要因ともなりました。不測の事態が次々と発生し日々変化する激動の時代において、我々青年経済人が高い志と強い信念をもって成長に向けた自己変革をしていかなければ、輝く地域の未来はありません。

令和5年度、帯広商工会議所青年部(以下、帯広YEG)は、創立35周年を迎えます。帯広YEGを牽引いただいた諸先輩方のご功労と地域の理解と協力があったからこそ、また新たな1年のスタートを切ることができます。私たちもまた次世代に向けて、文化を伝承しつつ新しい文化の創造に向かって歩を進めて参ります。

今年度のスローガンは、『Make the days count(日々を価値あるものにしよう)』~行動こそ真実 共に創ろう「ココ」の未来を~と掲げました。私たちは日頃から経済活動を通じて、社会的価値を提供し、社会的課題を解決しています。帯広YEG活動においても、自己の成長、自企業の発展、地域の未来ために行動する意義(価値)があります。帯広YEGの最大の魅力は、業種や年齢を超えた仲間意識と絆が持てる組織であり、多くの出会いの中で、多様な考え方や学びと経験を積み重ね、成長していける風土があることです。人は人に影響を受け、人との出会いや関りで人生が変わることがあります。だからこそ、積極的に活動に参加し、様々なメンバーと交流し人脈形成をすることに価値があるのです。そして、行動することでしか、新たな知識やスキルは身につけられず、行動なければ成果はありません。また、1人だけの行動ではなく、皆が同じベクトルを向き、時間と経験を共有することで組織がより強固になり大きな力に変えていけるのではないでしょうか。

令和5年度は、1人1人(個々)が成長し、地域(ここ)の未来を創れるような活動をしていきます。

想いを同じくする仲間、地域や未来ある子供たちのために行動する仲間を増やし、組織力を向上します。

自己研鑽・自己啓発を図り、自企業の発展に繋がる研修事業を行うことで、リーダーとしての資質を磨きます。商工会議所活動の一翼を担うため、親会や行政との連携を図り、持続可能な社会に向けた取組みや地域の未来創生に繋がる活動の土台をつくります。

帯広YEGの理念や活動・魅力を内外に伝えるためにプレスリリースやHP・SNSなどのメディアを通じて広報活動を行い、認知度の向上と帯広YEGの存在価値を高めます。更なる研鑽、新たな発想を得るために各地のYEGメンバーと交流を深め、ビジネスチャンスの創出や価値ある思考を磨くための活動を行います。

地域文化と地域振興に寄与すべく、これまで行ってきた地域イベントの参画を継続し、市民との繋がりを大事にしていきます。一番の理解者であり、日々の活動を支えてくださっている会員ご家族に対しての感謝を込めた交流活動を行います。

創立35周年を迎えるにあたり、記念事業を企画・運営し、これまでの帯広YEGを創り上げていただいた諸先輩方に対して深く敬意を表すと共に、覚悟を胸に新たなステージの一歩を踏み出すための活力としていきます。

『Make the days count』今こそ行動しよう!自己の成長、自企業の発展、そして地域の未来のために。