私たちは、若い世代の経営者や企業幹部の集まりです。何かに凝り固まることもなく、老獪になることもありません。素直に夢を見て、いろいろなことに情熱を持ってチャレンジしていくことが大切です。
帯広市を中核としたこの地域を住みやすく豊かに暮らすために、帯広YEGの新しいチャレンジが起爆剤となり帯広市の発展と活性化に繋げていきます。そこに、帯広YEGの組織が存在している意義を見いだしながら、地域の未来ため、日本の将来のために、先遣隊の役割を果たしたいと考えます。
次に掲げる三つの基本方針の方向性のもとに、邁進していきましょう。また、メンバーが活動しやすく、個々の人材がイキイキと活かされる組織づくりにも取り組んでいきます。
●帯広YEGブランド発信グループ
私たち帯広YEGの活動を地域の多くの人に知っていただくことが、今後も活動を続ける上で大切だと考えます。地域から期待され、それに応えていくことが、メンバー個々の誇りにも繋がっていきます。地域の人々への発信に重きを置き、地域メディアを多く利用するとともに地域の人々を巻き込んだ交流を考えていきます。ブランド力を最も発信できるのは、会員同士の和です。会員募集を増強し、会員の定例会や事業の出席率を上げ、一人ひとりの楽しそうな姿、生き生きと活動している様子が、地域の人々に伝わっていくような交流を目指します。
また、他者によけいな負担をかけない自己責任に基づく運営を心がけ、それが、本来、力を発揮すべき方向へ向かうような仕組みを作っていきます。
●ビジネス活性化グループ
私たちが帯広YEGとして集っている根本は、商人の集まりであるということです。「YEG会員は商売が上手くいっている」と将来にもわたって言われるように基盤づくりを行います。個々の企業を伸ばすために、YEGはさまざまなサポートをしていかなければならないと考えます。
今年度は、ビジネス交流会を中心に会員企業はもとより地域企業とのビジネスでの繋がりを強化し、また、メンバー同士が連携することで新しいビジネスの芽が出るような事業を展開していきます。地域に根ざしたニュービジネスを考察することで、それぞれの企業の大きな可能性を模索します。
企業の基本は人です。メンバーの資質、経営力が向上するような取り組みをしていきます。
●帯広市発展グループ
私たちの個々の商売が軌道に乗っていたとしても、地域が衰退してしまったり未来が不安な地域であれば、自ずと商売にも陰りが見えてきてしまいます。地方自治も自己破産の時代がやってきています。他人任せにするのではなく、自らが実践して地域を発展させていかなければなりません。
自治体や行政の施策や予算を検証し意見を持てる組織となり、地域間競争の中での人口減少問題や企業誘致などの人口増加対策や地域の魅力をアップさせるための研究や実践に取り組みます。また、地域活性化を図るイベント等にも積極的に参加協力し、帯広のまつりの顔である「氷まつり」にも積極的に参画していきます。今一度、地域力を見つめ直し、それらを地域の人々に再認識していただき、他地域へも発信していきます。
●終わりに
商工会議所や日本YEG、そして全国のYEGなど様々な団体が、自分たちの地域を元気にするために、知恵を絞り実戦に向け取り組んでいます。それぞれの地域で多くの失敗が、一つの大きな成果へと結びついています。
平成18年度は、日本YEGに多くの理事、出向者を輩出しました。その経験や知識をいかしながら、私たちも「心を一つ」にして、失敗を恐れず未来に向かって突き進みましょう。 |