活動報告|11月例会
*11月21日(火)11月例会*
          高野孟フォーラム「時代を読み解く知性を養う」



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11月21日(火)、帯広YEG初の公開例会「時代を読み解く知性を養う」と題した高野孟フォーラムが、とかちプラザ2階レインボーホールで開催されました。担当したのは広報委員会で、ジャーナリスト高野孟氏を招いたフォーラムはYEGメンバー80名、一般市民170名の計250名が参加し二部構成で行われました。

第一部では高野氏が得意とする政治経済を中心に「21世紀・日本の課題」と題してご講演いただきました。日本は東アジアの中で、しかるべき地位を占めないといけないなどといった世界情勢から、経済発展を続けてきたわが国の首都園で農村回帰ブームなどが起きている現状などを紹介し「自然に包まれた暮らしぶりが楽しいと自分たちが感じればそれが観光資源になる。何でも金に換算するような発想ではなく、土地の底から湧き出る十勝なりの魅力を創り出して欲しいと述べられました。

第二部では、高野氏交え十勝支庁産業振興部農務課長の服部聖氏と、我らが帯広YEGより日本YEG会長の國枝恭二君をパネリストに、また日本YEG改革推進会議議長の後藤健市君をコーディネーターにパネルディスカッションを行いました。十勝経済の現状を会場全員で把握した後、多くの可能性についてそれぞれが提案して将来像について議論。「十勝が一つになり広大な土地や素晴しい環境など特異性を外に向けて発信することにより可能性が増える、一人一人が広く物事を見つめることが大事である。また、首都圏よりも人口が少ないのがデメリットと考えるよりも、一人当たり広く土地を利用できると考えることができれば多くのチャンスに気づくことができる」と締めくくりました。

フォーラムを通じて時代を読み解くことの重要性、そして知性を養う必要性を再度認識し、正確な情報を発信することにより来場者全員が可能性を見出し希望に満ちたことでしょう。