活動報告|8月例会
*8月29日(火)8月例会*
  2007団塊世代大移動〜十勝は選ばれるのか?それとも拒むのか!〜

平成18年8月29日(火)19時より帯広商工会議所大会議室において8月例会が開催されました。

団塊世代の大量退職2007年問題をテーマに、自衛隊旅団化をはじめ人口減が課題となっており、第一部では少子高齢化の自然人口増は即効性が薄く、2030年の帯広十勝の人口推移予想をスクリーンで紹介されました。
第二部は北海道庁や各市町村の移住促進活動報告され、伊達市「伊達ウエルカムシーランド構想」、十勝管内上士幌町「生活体験モニター・二地域居住移住定住情報」、同じく鹿追町「定住促進住宅建設奨励に関する条例・地域通貨」などを紹介しました。
第三部の『十勝は魅力的?』と題しパネルディスカッションでは、日銀帯広事務所長の秋元和夫様と帯広市役所商工観光部次長の中島剛様を迎え、それぞれの立場を越えた意見が飛び交いました。「十勝の魅力を十勝住民は分かっていない。このままの山・畑・真っすぐな道・北海道固有の標識など最高の観光資源がたくさんある」とバッサリ…。我々が見慣れた環境が最高の観光資源であると改めて感じさせられました。

2007年以降の退職者が地方都市への移住すると言われていますが、社会的要因による人口増が期待されるものではありません。我々YEGは地域経済人として黙っているのではなく、移住の促進が与える地域のスケールメリット・デメリットを学習し、団塊世代を対象としたニュービジネスの方向性等を探りたいものです。