活動報告

新入会員研修事業
「YEGワンダーフォーゲル ~とかちの山に挑め!~」開催

平成23年7月31日(日)新得町佐幌岳にて・・・
 新入会員研修事業「YEGワンダーフォーゲル ~とかちの山に挑め!~」を行いました。
 今年度三役から4名、新入会員3名、担当委員会である組織強化委員会より8名に、登山ガイド1名の総勢16名で「佐幌岳」に挑戦してきました。
 天候は、ガスがかかった湿り気のある曇り空。メンバーにも期待と不安が入り混じった表情を浮かべる人も多くいました。
 各人の背負うリュックの中には、山頂で食べようと誓い合ったカップヌードルが一個。
 余裕のあるメンバーには、水2ℓ一本又は、ガスコンロなどが配られて、全員登頂しなければ達成出来ないんだぞという枷を体にも心にも課してスタートしました。

 ガスにより前も後ろも登りだしたら視界が狭い中、一歩一歩を踏み出すメンバーたち。
 「あともうちょっとだぁ」と息が上がり掛ける相手を励ましながら、前へ・・・
 「がんばれ、がんばるぞ~」と他のメンバーを鼓舞しつつ自分を支えて、前へ前へ・・・
 そんな風景が、山頂になるにつれて自然と出てきました。

 迎えた山頂では、約束のカップヌードルをみんなで食べて笑顔と笑顔が弾け合いました。
 新入会員募集スローガン「新たな仲間よ、この指と~まれ!」を掲げての記念撮影。
 みんなの笑顔を見て頂ければ、言葉はいりませんよね。

 この後、登り終えた僕らを待っているのは・・・、当然のごとく下山!
 地獄の新入会員研修の始まりは、ここからが始まりだったのです。

 新入会員メンバーは、小林善之さん、清信里樹さん、阿部則子さんという三名。
 その中の女性メンバー阿部さんは、下山中が一番きつかったようで「委員長を恨みますよ」と本音をポロリ。「それでも降りないと帰れんよ」と、鬼教官の松山委員長。
 前へ踏み出すのが精一杯で、棒になった足を休憩させながら一歩、また一歩と歯を食いしばりながらやり遂げた阿部さん。
 登山初経験でもメンバーとならやってみますという意気込みを感じる姿勢に感動しました。

 下山地点は、朝方よりもガスが流れてうっすら見える広大な十勝の大地がお出迎え。

 新入会員研修としてテーマを「苦楽を共有する」「仲間意識を育む」「同期の絆」の三点に絞った結果の登山研修。
 効果のほどは、今年度を振り返る時に出ていると願いたい。

 

組織強化委員長  松 山 光 里

 

 組織強化委員会メンバー以外にも佐幌岳に登っているメンバーがいた。
 それは、平成23年度委員長達である。

 西野委員長の呼びかけで委員長が全員集合、あの谷川委員長も登場。
 委員会メンバーよりも早く登頂し、サプライズで登場の予定が、遅く登頂していた組織強化委員会メンバーに危く追いつかれるところでした。

 とはいえ皆無事に登頂に成功

 今年も委員長同士の結束力は強いですよ